【必須】熱中症対策9選で学校の子どもの命を守ろう!

どうも、まっつーです。
夏が近づくと、「この暑さ、大丈夫かな…」「運動はできる?」「外で遊ぶのは中止にした方がいい?」と不安になる日が増えてきます。
特に学校現場では、熱中症のリスクは子どもたちの命に関わる問題です。
しかし、実際には毎年のように体育の授業や運動会の練習中に熱中症で搬送されたというニュースが報道されています。
それほどまでに、熱中症は突然、そして一気に重症化する危険性があるのです。
今回の記事は、熱中症・暑さ指数・熱中症警戒アラートの基本的知識や、先生としてぜひ知っておきたい9つの熱中症対策をわかりやすく解説します!

この記事は以下のような人におすすめ!
- 暑い日の活動をどう判断すればいいのか迷っている
- 子どもたちを熱中症の危険から守りたい
- 暑さ指数や警戒アラートの情報を活用する方法が知りたい
この記事を読めば、「今、何をすべきか?」「どこまでが危険なのか?」「どう行動すれば子どもを守れるのか?」が明確になり、学校生活の中で安心・安全な熱中症対策ができるようになります。
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熱中症の症状と危険性
暑い時期の体育の授業や遠足、運動会などの屋外活動で最も気をつけたいのが「熱中症」です。では、そもそも熱中症とは何でしょうか?
熱中症とは、体の中に熱がたまりすぎて、うまく体温を下げられなくなった状態のことです。人の体は、暑くなると汗をかいて体温を下げようとします。しかし、「水分が足りない」「汗で塩分が失われすぎた」「体の中の熱が外に逃げない」などの状態になると、体温がどんどん上がってしまい、熱中症になる危険が高まります。
気温や湿度が高い日には、汗をかいて体温を下げようとしても、それがうまくできずに体の中に熱がこもってしまいます。
また、暑さや運動によって汗をたくさんかくと、水分や塩分が失われて、体のバランスがくずれてしまうことも熱中症の原因になります。
熱中症の症状
熱中症になると、主に次のような症状が出てきます。このようなサインを見逃すと、あっという間に重症化する恐れがあるため、確認しておきましょう。
重症度 | 主な症状 |
---|---|
重症度Ⅰ度 学校現場での応急処置によって回復が見込まれる軽度の症状 | めまい 失神 立ちくらみ こむら返り 手足のしびれ 大量の発汗 顔のほてり |
重症度Ⅱ度 医療機関での診察や治療が必要となる中等度の症状 | 頭痛 吐き気 嘔吐 倦怠感 虚脱感 |
重症度Ⅲ度 入院して集中治療を要する重度の症状 ※ただちに救急車を呼ぶ | 体温が高い 皮膚の異常 意識障害 呼びかけに反応しない けいれん まっすぐ歩けない 水分補給ができない |
子どもは、「しんどい」「つらい」と言葉にできなかったり、がんばって無理をしてしまったりすることが多くあります。
また、実際に起きた事例では、運動会の練習中に一度に34人の子どもたちが熱中症の疑いで搬送されり、治療を受けたりするケースもあります
24日午前11時20分ごろ、千葉県白井市立七次台小学校(同市七次台)から「運動会の練習中に児童が熱中症になった」と119番通報があった。消防や市教育委員会によると、34人が熱中症の症状を訴え、症状が重い小学4年と6年の女子児童2人がドクターヘリで、小学1~6年の児童16人が救急車で搬送された。
だからこそ、暑い日の屋外活動などでは、先生が子どもの様子を観察して、できる限り早く異変に気づくことが重要なのです。
また、熱中症を未然に防止するために、屋外活動を中止・延期する決断も迅速に行わなければなりません。
熱中症の応急処置
もし、子どもに「顔が真っ赤」「体温が高い」「ふらついている」などの熱中症のサインが出た場合は、正しい対応をすることで命を守ることができます。
ここでは、学校現場でできる応急処置の手順を、わかりやすくお伝えします。
まず最初に行うことは、暑さから離すことです。
熱中症の疑いがある子どもがいたら、すぐに日陰や風通しのよい場所へ移動させましょう。
可能であれば、エアコンの効いた教室や保健室が最適です。
移動の際、本人が歩けない様子であれば、他の先生も呼んで必ず複数人で支えて安全に運びましょう。
次に大切なのは、体をしっかり冷やすことです。
服のボタンやベルトをゆるめて、体から熱を逃がしやすくします。
また、うちわや扇風機であおぐだけでも効果があります。
氷や保冷剤があれば、首・わきの下・足の付け根に当てると、ここは太い血管が通っているため、冷却の効果が高くなります。
熱中症で失われるのは「水分」だけではありません。塩分(ナトリウム)も一緒に補うことが大切です。
意識がはっきりしている場合は、スポーツドリンクや経口補水液を少しずつ飲ませましょう。
学校の保健室にある冷蔵庫には、スポーツドリンクや経口補水液が常備されています。
次のような状態があれば、重症の熱中症(熱射病)の可能性がありますから、すぐに救急車を呼んでください。
これらにひとつでも当てはまる場合は、ためらわず119番通報をしてください。そして、救急車が来るまでの間も、冷やし続けることが命を守るカギになります。
暑さ指数とは?使い方も説明
「今日は暑いね!」「涼しいから大丈夫だろう」という日でも、実は気温や体感だけでは熱中症の危険度は判断できません。そこで登場するのが、「暑さ指数(WBGT)」という指標です。
暑さ指数(WBGT)とは、「熱中症のなりやすさ」を示す数値で表したもので、次の3つをもとにして計算されます。
- 湿度(最も影響が大きい)
- 気温(いわゆる温度)
- 輻射熱(ふくしゃねつ)※日差しや地面の熱など
これらを組み合わせて出された数値で、「気温が同じでも、湿度や日差しによって熱中症の危険度は大きく変わる」ことを教えてくれます。
人の体は、汗をかくことで体温を下げようとしますが、湿度が高いと汗が蒸発しづらくなり、体に熱がこもってしまいます。
だからこそ、暑さ指数では湿度を重要視しているのです。
暑さ指数の見方
熱中症による救急搬送が最も増えるのは、暑さ指数が「28」を超えるときです。これを「厳重警戒」と呼びます。
日常生活における熱中症予防指針
普段の生活での暑さ指数の基準について、日本生気象学会の「日常生活における熱中症予防指針Ver.4」では、次のように示されています。
WBGT による 温度基準域 | 注意すべき 生活活動の目安 | 注意事項 |
危険 31℃以上 | すべての生活 活動でおこる 危険性 | 高齢者においては安静状態でも発生する危険性が大きい。外出はなるべく避け、涼しい室内に移動する。 |
厳重警戒 28℃以上 31℃未満 | 外出時は炎天下を避け、室内では室温の上昇に注意する。 | |
警戒 25℃以上 28℃未満 | 中等度以上の 生活活動で おこる危険性 | 運動や激しい作業をする際は定期的に充分に休息を取り入れる。 |
注意 25℃未満 | 強い生活活動 でおこる 危険性 | 一般に危険性は少ないが激しい運動や重労働時には発生する危険性がある。 |
暑さ指数の数値を参考にして、学習活動を実施する際には「屋外で実施してもよいかどうか?」「屋外で行う場合の時間帯や活動時間をどう設定するか?」「暑さ対策として事前に準備すべきものは何か?」といった点をしっかりと検討しましょう。
判断に迷う場合や不安があるときは、学年主任や管理職に相談し、安全な対応ができるよう連携を図ることが大切です。
運動中における熱中症予防指針
また、日常生活とは別に、日本スポーツ協会の「スポーツ活動中の熱中症予防ガイドブック」では、運動中における熱中症の予防指針について次のように示されています。
暑さ指数 (WBGT) | 熱中症予防運動指針 | |
31以上 | 運動は原則中止 | 特別の場合以外は運動を中止する。特に子どもの場合には中止すべき。 |
28以上 31未満 | 厳重警戒 (激しい運動は中止) | 熱中症の危険性が高いので、激しい運動や持久走など体温が上昇しやすい運動は避ける。10~20分おきに休憩をとり水分・塩分の補給を行う。暑さに弱い人(体力の低い人、肥満の人や暑さに慣れていない人など)は運動を軽減または中止。 |
25以上 28未満 | 警戒 (積極的に休憩) | 熱中症の危険が増すので、積極的に休憩をとり適宜、水分・塩分を補給する。激しい運動では、30分おきくらいに休憩をとる。 |
21以上 25未満 | 注意 (積極的に水分補給) | 熱中症による死亡事故が発生する可能性がある。熱中症の兆候に注意するとともに、運動の合間に積極的に水分・塩分を補給する。 |
21未満 | ほぼ安全 (適宜水分補給) | 通常は熱中症の危険は小さいが、適宜水分・塩分の補給は必要である。市民マラソンなどではこの条件でも熱中症が発生するので注意。 |
この暑さ指数を見て、「体育の授業を屋外あるいは屋内のどちらで実施するか?」「体育館のエアコンを何度に設定するか?」「途中で水分補給などの休息時間をどの程度入れるか?」などを的確に判断しましょう。
授業中であっても、暑さ指数(WBGT)が途中から上昇する可能性があります。
そのため、活動の途中でも安全を最優先に考え、必要に応じて授業を中断する判断ができるよう、常に状況を確認しておくことが大切です。
暑さ指数の調べ方
今では、スマートフォンやパソコンを使えば、自分が住んでいる地域の「暑さ指数(WBGT)」を簡単に確認することができます。
この情報は定期的に更新されており、最新の暑さの危険度をリアルタイムで知ることができるのが特徴です。
私のおすすめは、環境省の「熱中症予防情報サイト」です。このサイトでは、全国の暑さ指数が地図でひと目でわかるようになっており、使いやすい設計になっています。
また、学校で「暑さ指数計(WBGT測定器)」を購入し、校庭や運動場などに設置しておく必要もあります。
これにより、その場所の「本当の暑さ」を可視化することができ、熱中症のリスク判断がしやすくなります。
熱中症警戒アラートを確認しよう
近年、気温は昔と比べて明らかに上昇しており、命に関わるほどの危険な暑さが日常になりつつあります。
しかし、そうした環境の変化にもかかわらず、「暑さ指数(WBGT)」を確認せず、何となくの感覚で行動してしまう人が少なくないのが現状です。
そこで私たちが熱中症から身を守るために、近年は「熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)」が発表されるようになりました。
熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)とは、熱中症による健康被害のリスクが極めて高くなると予測されたときに環境省と気象庁から発表される情報で、「危険な暑さがやってくる」という強い警告の意味をもちます。
※最高暑さ指数(WBGT)が33以上になると予測される場合
この国から発信されるこのアラートは、一人ひとりが暑さに備え、命を守る行動をとるように促す情報です。
屋外での活動を見直したり、涼しい場所で過ごしたり、水分や塩分をしっかり補給したりといった熱中症予防行動をすぐに始める必要があるという合図なのです。
熱中症特別警戒アラートとは?
2024年4月からは、さらに一段上の「熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)」も新たに加わりました。
熱中症特別警戒アラート(熱中症特別警戒情報)とは、「過去に例のない危険な暑さ」が予測されるときに発表される情報で、重大な健康被害や死亡のリスクがある日に出されます。
※最高暑さ指数(WBGT)が35以上になると予測される場合
このアラートが出た日は、通常の熱中症対策では不十分である可能性があるため、予防行動を徹底する必要があります。
学校で行うべき熱中症対策9選
熱中症警戒アラートや特別警戒アラートが発表された日だけでなく、熱中症の危険性が高い時期においては、通常の指導や活動を見直し、「子どもたちの命と検討を守る行動」を最優先で取り組む必要があります。
特に小学校では、子ども自身が危険を判断する力がまだ十分でないため、先生や保護者などの大人による環境設定と声かけが極めて重要です。
学校現場で求められる具体的な対応を9つ示します。
- 屋外活動の中止
- 室内の温度・湿度管理
- こまめな水分補給の促進
- 水筒持参の許可
- 登下校の見直し
- 保護者への迅速な情報提供
- 応急処置の体制確認
- 生活指導の徹底
- 暑さに慣れさせる(暑熱順化)
①屋外活動の中止
熱中症の危険が高まる日は、校庭体育・外遊び・運動会の練習・クラブ活動などの屋外活動は原則中止します。
どうしても実施が必要な場合は、暑さ指数の値が低い時間帯に限り、短時間・低負荷で行うなどの工夫をしましょう。しかし、絶対に無理をすべきではありません。
前日あるいは当日の朝、必ず「暑さ指数(WBGT)」を確認する習慣を全職員で共有し、校内放送や職員朝会・夕会で全体周知することが求めれます。
前述の通り、暑さ指数が28以上なら厳重警戒、31以上なら活動中止が基本です。

暑い日は水泳の授業でプールに入れるけど、暑すぎると危険だから中止になるのは悲しい!
②室内の温度・湿度管理
教室のエアコンを早めに稼働させ、室温が28℃を超えないように管理します。
また、扇風機やサーキュレーターを併用して冷気を循環させることで冷房効率を上げ、熱がこもりにくい環境をつくります。
さらに、湿度も高くなりすぎないよう除湿機を稼働させたり、遮光カーテンを活用して直射日光を防ぐ工夫も必要です。

学校や自治体によっては、熱中症を予防するための機器や設備が十分に整っていない場合もあるので、一日も早く必要な環境整備が進むことを強く望みます!
③こまめな水分補給の促進
「のどが渇く前に水分をとること」が熱中症予防の大切なポイントになるので、子どもたちには繰り返しこのことを伝え、水分補給の習慣を身につけさせる必要があります。
特に、運動の前後、休み時間の後、掃除活動の後など、発汗量が多くなるタイミングでは、先生からの意識的な声かけが効果的です。
また、塩分の摂取も見落とされがちなので、必要に応じて塩あめや塩タブレットを配布するなど、柔軟な対応を行うことも重要です。
④水筒持参の許可
これまでも、運動会当日や練習期間など、限られた場面において水筒の持参を許可していた学校は多くありました。
しかし、コロナ禍をきっかけに、日常的に水筒の持参を認める学校が全国的に大きく増加しました。
現在では、教室内に水筒を置ける環境が整えられており、棚やロッカーの上、指定されたボックスなどに安全に保管する運用がされています。
こうした環境を活かして、「先生の指示があったときに飲む」だけでなく、「子ども自身が体調や状況に応じて適切なタイミングで水分をとる」ことができるように支援していく姿勢が大切です。
- 水筒の中身は水またはお茶のみとする。※ただし、熱中症予防の観点から、スポーツドリンクを入れることを許可する場合もある。
- 中身がこぼれないように、フタやパッキンを確認する。
- 水筒を毎日必ず持ち帰り、自宅でキレイに洗う。
- 水筒を置く時は、ストラップが垂れ下がらないようにまとめておく(あるいは外しておく)
- 水筒を首や肩などにかけている時は、走ったり遊んだりしない。※転倒すると水筒が腹部に当たって内蔵を損傷するといった事故が起きたり、遊具に引っかかって窒息したりする可能性がある。

⑤登下校の見直し
登下校中にも熱中症リスクは潜んでいます。特に下校時は気温が最も高くなる時間帯に重なることが多いため、次のような見直しが必要です。
通学路の点検では、歩道が狭い場所や交通量が多い場所、信号機のない交差点、見通しの悪い死角などの危険箇所を確認することが基本です。
しかしそれだけでなく、暑さをしのげる場所を事前に見つけておくことも、熱中症対策の大切なポイントになります。
⑥保護者への迅速な情報提供
熱中症警戒アラートが発令されるなど、暑さ指数(WBGT)が高く、熱中症の危険性が高まると予想される場合には、学校から保護者へ速やかに情報を伝えることが非常に重要です。
その際には、緊急メール、連絡帳、学校アプリ、ホームページなど複数の手段を活用し、確実に情報が届くように努めましょう。
保護者へ伝えるべき主な内容として、次のような項目が考えられます。
⑦応急処置の体制確認
万が一、熱中症が発生した際に迅速で適切な対応ができるよう、学校内の応急処置体制を日頃から整えておくことが重要です。
そのためには、保健室には次のような応急処置用品を常備しておきましょう。
また、全ての先生が「誰が、どの場面で、何をすべきか」という対応の流れを事前に理解しておくことが不可欠です。
特に授業中・休み時間・登下校中など、保健室の職員が不在の場面でも適切な初期対応が取れるよう、研修会や職員会議などを通じて共通認識をもつことが求められます。
⑧生活指導の徹底
熱中症というと、暑い場所に長時間いることや、水分不足が原因だと思われがちですが、実は普段の生活習慣が大きく影響しています。
そのため、学校では生活指導の中で、子どもたちに「早寝・早起き・朝ごはん」の大切さをくり返し伝えています。
なぜなら、それが子どもたちの健康を守るだけでなく、熱中症を防ぐためにも重要だからです。
睡眠不足のまま登校したり、朝ごはんを食べなかったりすると、体の調子が整わずに体温調節も上手くできなくなり、ちょっとした暑さでも熱中症にかかるリスクが高まってしまうのです。
熱中症を防ぐためには、次のようなことを重点的に指導します。
こうした基本的な生活習慣が、子どもたちの体を守る“見えない盾”になります。
⑨暑さに慣れさせる(暑熱順化)
新年度が始まった4月の初めから、先生が「外で元気に遊ぼうね」と子どもたちに声をかけ、休み時間に校庭で体を動かすよう促す場面がよく見られます。
中には、「外で遊ぶより、教室で静かに過ごしたいな」「どうしてわざわざ外で遊ばなきゃいけないの?」と疑問に思う子どももいるかもしれません。
しかし、これはただ運動して体力をつけてほしいという目的だけではありません。
これから気温がどんどん高くなることを見越して、子どもたちの体を暑さに慣れさせる「暑熱順化(しょねつじゅんか)」のためなのです。
暑熱順化(しょねつじゅんか)とは、体が暑さに慣れて、暑さに強い体になることです。暑熱順化が進むと、汗をかきやすくなったり、体の熱を外に逃がしやすくなったりと、体温を調節する力が高まります。
だからこそ、実際に暑くなってから急に外で活動するのではなく、まだ過ごしやすい時期から少しずつ体を動かし、汗をかくことが大切なのです。
まとめ
今回は熱中症・暑さ指数・熱中症警戒アラートの基本的知識や、先生としてぜひ知っておきたい9つの熱中症対策について紹介しました。
- 熱中症とは、体に熱がたまりすぎて体温が下がらなくなる危険な状態であり、誰にでも起こりうる命に関わる症状であること
- 暑さ指数(WBGT)の数値や熱中症警戒アラートの情報を活用して、科学的に屋外活動の判断をすることが子どもの命を守る行動につながるということ
- 学校では、屋外活動の中止・室内環境の管理・こまめな水分補給・保護者への情報共有・応急処置の体制など、事前準備と日々の観察が大切であること
この記事を読んだことで、暑い日の学校生活において、「これは危ないな」「今は中止すべきだな」と自信をもって判断できる軸がきっと手に入ったはずです。
そして、ただ暑さを怖がるのではなく、正しく備えて対応することで、安心して子どもたちと過ごせる毎日がつくれることも実感していただけたのではないでしょうか。
熱中症対策は、一人だけが頑張るのではなく、先生・保護者・地域の大人たちがチームで取り組むことが大切です。
これから夏本番。子どもたちの健康と命を守るために、明日からできることを一つずつ実践していきましょう!