【驚愕】整理整頓術12選で先生の汚デスクを卒業!仕事の効率・信頼度UP

どうも、まっつーです。
学校で仕事をしている中で、「気がつけば、デスクの上がプリントや文房具でごちゃごちゃに…」「探し物に時間がかかって、仕事が進まない…」とお悩みではないでしょうか?
学校の現場ではやることが多すぎて、自分のデスク周りまで手が回らないことがあるかもしれません。
しかし、デスク周りを整理整頓をすることで、仕事の効率も上がり、保護者や同僚からの信頼感もアップ。そして何より、子どもたちへの指導力にもつながるのです。
今回の記事は、忙しい先生でも無理なくできる、教室や職員室のデスク周りの整理整頓術12選をわかりやすく解説します!

この記事は以下のような人におすすめ!
- 探し物が多くて、いつもバタバタしてしまう
- 子どもたちに「片付けなさい」と言う立場として、まず自分のデスク周りを整えたい
- 保護者や同僚からの印象を良くしたい
- 整理整頓が苦手で、何から手をつけていいかわからない
この記事を読めば、整理整頓を無理なく続けるためのコツや考え方がわかり、仕事がしやすい環境をつくり出すことができるようになります。
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整理と整頓の意味と違い
子どもたちの学びを支える学校づくりにおいて、「整理整頓された環境」は欠かせない要素です。
しかし実際には、「整理」と「整頓」の意味をしっかり理解しないまま、何となく片付けをしたり、子どもたちにさせてしまったりする場面があるかもしれません。
片付けには、正しい順番と考え方があります。そのポイントを押さえることで、日々の仕事がぐっとスムーズになり、教室や職員室の美しさや使いやすさを長く保つことができるようになります。
ここでは、自分のデスク周りの改善はもちろん、子どもたちへの生活指導にも活用できる「整理」と「整頓」の意味と違いについて、詳しく説明します。
整理とは何か?
整理とは、必要なものと不要なものに分類して、不要なものを処分することです。
身の回りにあるものの中から、「今の自分にとって本当に必要かどうか?」を判断して、不要なものを手放す作業のことです。
たとえば、職員室の引き出しに、もう何年も使っていない教材プリントがたくさん詰まっているとしましょう。
それらを「今後使う予定がない」と判断したら、それは思い切って処分するべきです。
この「選び分ける」「減らす」ことが整理です。
整理の本質は、ものの量を減らしてスッキリさせることです。つまり、「使わないのに、ただ何となく置いてあるもの」を手放すことで、空間も気持ちも整い始めます。
整頓とは何か?
整頓とは、乱れて散らかっているものを、使いやすく整えて、決められた場所にきちんと戻すことです。
つまり、必要なものを「使いたいときにすぐ取り出せる状態」にすることです。
たとえば、よく使う赤ペンやハサミ、ホッチキスなどをいつも同じ場所に戻すようにすれば、「あれ、どこいった?」と探す時間がなくなります。
教室で言えば、社会科の資料集や道徳の副読本を班ごとにまとめたり、カゴにラベルをつけて子どもたちがプリントやノートなどを提出しやすい状態にしたりすることが整頓です。
整頓では、ものの量は変えませんが、「置き方」「配置」「並び順」を工夫して、使いやすさや見やすさを整えることが目的です。
- 整理…不要なものを処分すること
- 整頓…必要なものを使いやすいようにきちんと並べること
片付けは整理→整頓の順番で
片付けには正しい順番があります。必ず「整理」が先、「整頓」はその後です。
いらないものが残ったまま整頓しても、結局ごちゃごちゃ感はなくなりません。
まずはいらないものを減らし、必要なものだけにする。それから、その必要なものを使いやすく並べる。この順番がとても大事です。
たとえば、教室で子どもたちと一緒に「この道具はこれから使う?」「このプリントはまだ必要?」と確認をして整理してから、「決まった場所に戻そう」「ラベルを貼ろう」と整頓するようにすると、本当の意味での片付けができます。

だから「整頓整理」とは言わずに、「整理整頓」と言うんだね。
デスク周りを整理整頓するメリット
「デスク周りは、できるだけきれいにしておきたい」と思っている人は多いかと思いますし、整理整頓しないより、した方が良いということは、なんとなく感じているはずです。
しかし、「じゃあ整理整頓すると、どんな良いことがあるの?」と聞かれると、具体的なメリットをすぐに言葉で説明するのは意外と難しいものです。
そこで、デスク周りを整理整頓することで得られる実感しやすいメリットを6つご紹介していきます。
- 作業効率がグッと上がる。
- ミスが減り、仕事の正確さが上がる。
- 残業時間が減る。
- 子どもたちの模範になる。
- 教員同士の連携がスムーズになる。
- 保護者からの信頼を得られる。
作業効率がグッと上がる
デスク周りが整理整頓されていると、必要なものをすぐに見つけることができ、仕事の効率が格段に上がります。
一方で、デスク周りが散らかったままだと、探しものに時間を取られ、本来の仕事に集中できなくなるだけでなく、知らず知らずのうちに時間のロスが生まれてしまいます。
どのくらいの時間のロスが生まれているかというと、次のようなデータがあります。
コクヨ株式会社(本社:大阪市/社長執行役員:黒田 英邦)は昨年、週に書類を5日以上検索する有職者1,031名を対象に、紙書類を探す行為に関する調査を実施しました。その結果、1日のうち書類を探す時間はおおよそ20分であることが分かっています。これを1年間に換算すると、約80時間に相当します。
これは、1日8時間労働で換算すると、まるまる10日分の勤務時間にあたります。つまり、1年に10日も“書類の探しもの”に時間を使ってしまっているという驚きの結果です。
整理整頓されたデスク周りは、ただ見た目がきれいなだけではありません。仕事の効率化を高める土台なのです。
ミスが減り、仕事の正確さが上がる
机の上や引き出しの中がぐちゃぐちゃだと、重要な書類や連絡事項が埋もれてしまうことがあります。
提出されたプリントを見逃したり、保護者からのメモを紛失してしまったりといった小さなミスが、積もり積もって大きなトラブルに発展することにもつながりかねません。
しかし、デスク周りをすっきり整えておけば、「提出済み」「要処理」「保管用」と分けて管理しやすくなり、情報の見落としが減ります。
整理整頓は、仕事をスムーズに遂行させるための“ミスやロスの予防策”でもあるのです。
残業時間が減る
働き方改革が叫ばれる中で、先生の残業時間(時間外在校等時間)を減らすことは大きな課題です。
机の上や引き出しが整っていると、やるべき仕事が視覚的に整理され、迷いなく次の作業に取りかかれるようになります。
たとえば、「ToDoメモがすぐに目に入る」「必要な書類をサッと取り出せる」など、仕事の流れがスムーズになり、乱雑なデスクと比べて段違いのスピードで仕事が進みます。
デスク周りの整理整頓は、仕事の効率・判断の速さ・ミスやロスの減少をすべて実現させてくれますので、結果的に残業時間を減らすことができるようになります。
子どもたちの模範になる
子どもたちは、大人の行動をよく見ています。
先生がいつも机の上をきれいに整え、使ったものをきちんと元の場所に戻している姿を見ると、子どもたちは自然と「整理整頓って大切なんだ」と感じ取ります。

もし先生のデスク周りが常に散らかっていたら、子どもたちはどう受け止めると思いますか?

「先生だって片付けてないよ」「整理整頓しなくても別にいいんだ」と思ってしまうかもしれない。
こうなると、「机の上や中をちゃんと片付けなさい」と指導しても、その言葉の重みは半減してしまいます。
言う前に、見せる。
これこそが、子どもたちにとって一番伝わる指導です。先生自身が整った環境で仕事をしている姿を日常的に見せることが、整理整頓を教えるうえで効果的な方法なのです。
先生同士の連携がスムーズになる
職員室で、他の先生があなたのデスク周りを見たときに、「あ、○○先生の机っていつもきれい」「プリントもすぐに見つけてもらえる」と思ってもらえたら、どうなるでしょう?
いざというときに、「○○先生、あの書類ってどこにありますか?」「会議で配られた資料について聞きたいんですけど…」と気軽に声をかけられやすくなります。
つまり、整理整頓されたデスク周りは、“チームとしての信頼”を高めるツールにもなるのです。
仕事を頼まれる場面でも、「この人なら安心して任せられる」と思ってもらえる一因になります。
保護者からの信頼を得られる
学校には、行事や面談、ちょっとした用事などで日常的に多くの保護者が訪れます。
教室だけでなく、職員室に直接足を運び、先生に声をかける機会も少なくありません。
そんなとき、ふと目に入るのが、先生のデスク周りの様子です。もし、先生のデスク周りがすっきりと整理整頓されていたらどうでしょうか?
担任の先生でなくても、「この先生はきちんとしていて、信頼できそう」「仕事ができる先生かもしれない」といった好印象を持ってもらえる可能性が高まります。
反対に、デスクの上がプリントや文具で山積みになり、散らかったままだと、「この先生にうちの子を任せて大丈夫かな…」と不安や不信感を与えてしまうこともあります。
見た目の印象は、言葉よりも強く心に残るもの。だからこそ、普段からデスク周りを整えておくことが、保護者との信頼を深めるためにも欠かせないのです。
デスク周りを整理整頓する工夫12選
前述の通り、整理整頓されたデスク周りは、仕事の効率を高めるだけでなく、信頼感や集中力を生み出します。
ここでは、先生の教室や職員室のデスク周りをすっきりと整えるための12の工夫をご紹介します。
- 掃除の時間に整理整頓を行う。
- ルーティン化する(退勤する数分前)。
- まずは小さな場所から始める。
- 使用頻度で収納場所を決める。
- 「使ったら戻す」を習慣にする。
- ものの定位置を決める。
- 中身が見えるようにする
- 収納スペースは「8割使用」を意識する。
- 「1イン1アウト」のルールを守る。
- 書類は可能な限りデジタル化する。
- ものの残し方の基準を見直す。
- 収納グッズを増やしすぎない。
①掃除の時間に整理整頓を行う
子どもたちがほうきや雑巾を手に、教室や廊下をきれいにしている「掃除の時間」。その時間、先生はただ立って見守るだけになっていませんか?
もちろん、子どもたちの模範になろうと、先生自身が一生懸命に掃除をしている姿を見せることもあるでしょう。
しかし、子どもたちは成長して、自分たちで掃除ができるようになってきていますから、子どもたちを“信じて任せる”ことも指導をする上で大切なことです。
掃除中の教室では、子どもたちの様子を見守りながら、先生自身が自分のデスク周りの整理整頓に取り組むことができます。
②ルーティン化する(退勤する数分前)
一日の仕事が終わる頃、職員室のデスクの上には資料やメモ、文房具が散乱していることがよくあります。
そんなときに、退勤する10分前を「整理整頓タイム」と決めて動くことで、ただ帰宅準備をするだけではなく、明日の自分のための準備にもなるのです。
プリントをファイルに戻す、使った文具をペン立てに戻す、メモを整理してToDoリストにまとめる…。これだけで、翌朝のスタートが見違えるようにラクになります。
また、職員室でデスクを整え始める姿は、他の先生方にも伝わる「そろそろ帰ります」の合図になります。
先生方同士の「まだ大丈夫かな?」「今話しかけても平気かな?」という空気の読み合いにおいて、この“視覚的サイン”はとても有効です。
③まずは小さな場所から始める
整理整頓の第一歩は、「スモールスタート」です。最初からデスク全体や教室にある教室用の棚すべてを一気に片付けようとすると、途中で疲れてしまい、逆に散らかった状態で終わってしまうことがあります。
たとえば、「今日は一番下の段の引き出しだけ」「明日は机の上に出ている文房具だけを整える」など、一度に取りかかる範囲をしっかり決めてから始めることがポイントです。
このように小さな達成感を一つひとつ積み重ねることで、整理整頓のリズムが自然と身についていきます。
④使用頻度で収納場所を決める
整理整頓で大切なのは、「よく使うものはすぐ手に取れる場所に置く」という考え方です。
たとえば、赤ペンやホチキス、のりなど毎日のように使う文房具は、机の一番上の引き出しやペン立てに置くのが理想です。
反対に、年に数回しか使わないプリントや資料は、デスクの一番下の引き出しの奥や、職員室の保管棚などにしまう。
使用頻度を基準に収納場所を選ぶことで、探す手間が減り、仕事のスピードが大きく変わります。
⑤「使ったら戻す」を習慣にする
整理整頓の状態を長く保つ最大の秘訣は、「使ったら元の場所に戻すこと」です。
最初は手間に感じるかもしれませんが、戻さないことで後から探す手間や時間を使ってしまうことを考えれば、その場で片付ける方が圧倒的に効率的です。
「戻すのが面倒」と感じる場合は、戻す場所が遠すぎたり、使いにくい配置になっている可能性もあります。
“戻しやすさ”を基準に、収納場所の見直しを行うことも大切です。
⑥ものの定位置を決める
「使ったら戻す」を徹底するためには、すべてのものに“定位置(居場所または住所)”を決めておくことが欠かせません。
「このプリントはこのファイル」「この印鑑はこの引き出し」というように、物の定位置を明確にすると、探し物の時間が激減します。
また、他の先生に机を見られたときでも、「いつも整っている」という安心感を与えることができます。
「定位置にないとなんだか落ち着かない」状態になるまで習慣化されれば、整理整頓はもう無意識にできるようになります。
⑦中身が見えるようにする
収納は、単に「しまい込む」ことではなく、“しまった後にすぐに取り出せる状態”をつくることが目的です。
ファイルボックスや引き出しの中に何があるかがすぐにわかれば、取り出す手間が減り、片付けもしやすくなります。
たとえば、透明のケースを使う、もしくは見えないケースの場合は、ラベルを貼って「中身が何か一目でわかる」ようにしましょう。
反対に、「開けてみないと分からない収納」は、時間と手間の無駄を生む原因になりから、注意が必要です。
⑧収納スペースは「8割使用」を意識する
収納は、使いやすく、戻しやすいことが前提ですから、そのスペースは常に8割程度の使用にとどめておくことを意識しましょう。
ぎゅうぎゅうに詰め込んでしまうと、目的のものが取り出しにくくなり、結局「出しっぱなし」や「入れたまま忘れる」原因になります。
2割の“余白”があることで、物の出し入れがスムーズになり、収納自体の快適さがぐっと向上します。
また、余白があると新しく何かを加えたいときにも柔軟に対応できるため、整理整頓を長く続けるうえで重要な工夫になります。
⑨「1イン1アウト」のルールを守る
物が増えれば増えるほど、整理整頓はどんどん難しくなっていきます。
デスク周りの収納スペースには限りがあり、物があふれれば、どんなに整理しても片付かない状態になってしまいます。
だからこそ、「1イン1アウト(1つ増やしたら1つ手放す)」というシンプルなルールを、自分自身に課すことがとても大切です。
新しい教材を手に入れたとき、あるいは文房具やプリント類を補充したときは、同じ種類の古くなったもの、もう使っていないものを一緒に見直す機会にしましょう。
⑩書類は可能な限りデジタル化する
紙の資料は保管が難しく、どんどん山積みになってしまいます。だからこそ、可能な限りデジタル化を意識しましょう。
会議資料や連絡文書などで配布された紙の資料は、スキャナーやコピー機でPDF化してパソコン内のフォルダで管理すると、検索・閲覧・保存がスムーズになり、省スペース化にもつながります。
紙で持つ必要がないものは、最初からプリントアウトせず、極力パソコンやクラウドに保存し、“紙をためない工夫”をすることで、デスク周りのスッキリ感が格段に変わってきます。
⑪ものの残し方の基準を見直す
「もしかしたら使うかもしれないから残しておこう」「予備があったほうが安心だから、とりあえず2つ持っておこう」などのように考えて、デスク周りにものを溜め込んでしまった経験はありませんか?
この「不安」や「念のため」を軸にした判断は、一見安全策のように思えますが、気づかぬうちにものが増え続け、整理整頓を難しくする原因になります。
だからこそ、思い切って“ものの残し方の基準”を見直すことが大切です。ここでおすすめしたいのが、「時間」を基準にしたシンプルな判断法です。
- 必要なもの…過去1週間以内に確実に使った、または今後1週間以内に確実に使う予定のあるもの
- 不要なもの…ここ1週間使っていないし、今後1週間以内にも確実に使わないもの
- 判断がつかないもの…保留ボックスに一時的にまとめて保管し、1週間後にもう一度見直して、必要か不要かを再判断するもの
こうした基準を徹底することで、本当に必要なものだけが残るスッキリしたデスク環境が自然と整っていきます。
⑫ 収納グッズを増やしすぎない
整理整頓をしようと思ったとき、つい先に収納グッズを買いたくなる衝動に駆られることがあります。ですが、これは実は片付けがうまくいかない原因の一つです。
収納グッズを買い足すのは、ものの整理が終わった後にしましょう。
先に「何が必要か?」「どのくらいの量なのか?」を見極めてからでないと、サイズが合わなかったり、使いこなせなかったりして、収納グッズ自体が“片付かないモノ”になってしまうこともあります。
まずは今ある物を見直し、必要なモノだけにしてから、本当に必要な収納を厳選して導入することが整理整頓の成功の秘訣です。

100円均一ショップに行くと、便利な収納グッズが並んでいるから、ついつい買ってしまいたくなるね。
整理整頓された状態を継続するコツ
せっかくデスク周りが整理整頓されても、それを維持できなければ意味がありません。
一時的にはきれいになっても、気づけば数日後には元の散らかった状態に戻ってしまった…という経験がある方も多いのではないでしょうか。
ここでは、整理整頓された状態を続けるためのコツを3つご紹介します。どれも特別な道具や時間は必要ありません。ちょっとした意識の持ち方がポイントです。
- 成功体験を意識して振り返る。
- 「視界に入るもの」は心に影響することを自覚する。
- 失敗体験を思い出す。
成功体験を意識して振り返る
こうした成功体験を意識的に振り返ることが、整理整頓を続ける強いモチベーションになります。
反対に、「全部きれいにしなきゃ」「完璧じゃないと意味がない」と思ってしまうと、整理整頓のハードルが高くなり、続けにくくなります。
ちょっとだけ整える、1か所だけ整える、それでも十分。「できた」「進んだ」と感じられる小さな成功を積み重ねることが、継続の最大のコツです。
「視界に入るもの」は心に影響することを自覚する
デスクの上に積まれたプリント、散らかった文房具、しまい忘れた資料など、視界に入るごちゃごちゃした状態は、実は無意識のうちにストレスを生んでいます。
脳は目から入る情報量が多いほど疲れやすく、集中力も落ちてしまいます。だからこそ、視界をスッキリさせることは、心を整えることにもつながるのです。
また、デスク周りの状態は、「今の自分の心の状態」を映し出しているとも言われます。
「最近机が散らかってるな」と気づいたら、自分の内面も少し整理が必要かもしれないと立ち止まってみましょう。
失敗体験を思い出す
成功体験も大切ですが、あえて過去の「失敗体験」を思い出すことも、整理整頓を続ける大きな原動力になります。
私自身、若手教員だった頃、デスク周りがあまりに散らかっていたせいで、次のようなトラブルを起こしてしまいました。
そのたびに、保護者や同僚からの「お叱りの連絡」や「信用を損なう経験」が続き、心から反省しました。
「どうすれば、二度とこんなミスをしないで済むのか?」と考えたとき、行き着いた答えが整理整頓の習慣化だったのです。

あのときの苦い経験があるからこそ、今ではデスク周りの整理整頓が「安心して働ける土台」だと心から実感しています。
まとめ
今回は忙しい先生でも無理なくできる、教室や職員室のデスク周りの整理整頓術12選について紹介しました。
- 整理とは「いらないものを減らすこと」、整頓とは「必要なものを使いやすく並べること」だという基本をしっかり押さえること
- 「使用頻度」「用途」「定位置」などを意識した収納を行うことで、仕事のスピードと正確さが格段に上がること
- 整理整頓されたデスク環境は、信頼を得る手段になり、子どもたちの模範としても大きな意味があること
この記事を読んだことで、「どこから手をつければいいか分からない…」という迷いが少し晴れ、整理整頓に自信をもって取り組めるようになったのではないでしょうか。
整理整頓は、未来の自分を助ける投資です。「今日10分だけ」「この引き出しだけ」と、小さく始めることで、次第に自分の仕事環境が整っていきます。
そして何より、先生が整った机で落ち着いて働いている姿は、子どもたちにとって最高の学びになります。
忙しい方こそ、ほんの少しでもデスク周りを整える時間をつくってみてください。